
社内不倫とは
夫の不倫にしても、妻の不倫にしても、近年は不倫に関するご相談が増加傾向にあります。
不倫が起こりやすい場面として、最も多いシチュエーションの一つが「社内不倫」です。
毎日のように顔を合わせる職場では、仕事上の相談、飲み会、残業、出張などをきっかけに、男女の距離が近くなることがあります。
その中でもよく見られるのが、既婚男性の上司と、独身女性の部下という関係です。
上司という立場にある既婚男性の中には、部下の女性を異性として意識し、親密な関係へ持ち込もうとする人もいます。
もちろん、すべての上司がそうというわけではありません。
しかし、職場という閉鎖的な環境の中で、上司と部下という関係性が不倫に発展するケースは少なくないのです。
既婚男性が口にする言葉
社内不倫でよくあるのが、既婚男性が独身女性に対して、夫婦関係がうまくいっていないように話すケースです。
「妻とはもう夫婦関係が壊れている」
「家庭内別居のような状態だ」
「離婚は時間の問題だ」
「妻とはもう終わっている」
「もう少ししたら離婚するつもりだ」
このような言葉で、独身女性に交際を迫る既婚男性もいます。
上司男性としては、夫婦関係が良好で、離婚する気もないままでは、部下の女性と関係を持つことは難しいと考えるのでしょう。
そのため、実際には離婚するつもりがないにもかかわらず、夫婦関係が破綻しているかのように話してしまうのです。
独身女性側は、その言葉を信じてしまうことがあります。
「奥さんとはうまくいっていないのなら」
「いずれ離婚するなら」
「自分との将来を考えてくれているなら」
そう思い、次第に深い男女関係へと進んでしまうのです。
不倫関係が続いてしまう理由
一度、深い関係になってしまうと、既婚男性はさらに言葉を重ねます。
「妻がなかなか離婚に応じてくれない」
「子どものことがあるから時間がかかる」
「今はまだ動けない」
「俺を信じて、もう少し待ってほしい」
このように言いながら、不倫関係を継続していきます。
独身女性は、その言葉を信じるしかありません。
特に、関係が長くなり、身体の関係を重ねるほど、女性側の愛情は強くなっていくことがあります。
しかし、上司男性の本音は違う場合があります。
最初は刺激や恋愛感情があったとしても、次第に不倫相手との関係が重荷になってくることがあります。
ところが、自分から簡単に別れを切り出すこともできません。
もし女性側の感情に火をつけてしまえば、妻に不倫が知られる可能性があります。
さらに、勤務先に知られれば、社内で大問題になるかもしれません。
既婚者である以上、自分の立場は弱いのです。
そのため、別れたいと思いながらも、女性をなだめながら関係を続けてしまうケースがあります。
独身女性が離婚を迫るようになる
不倫相手の独身女性にしてみれば、時間が経つほど不安や焦りが大きくなります。
両親から結婚の話をされる。
友人たちが次々と結婚していく。
自分だけが取り残されているように感じる。
このまま待ち続けてよいのか不安になる。
本当に離婚してくれるのか疑い始める。
このような状況になると、女性側は上司男性に対して、より強く離婚を迫るようになります。
「いつ離婚するの?」
「本当に奥さんと別れる気があるの?」
「私との将来をどう考えているの?」
「もう待てない」
こうして関係は次第にこじれていきます。
上司男性は、自分がついた嘘を後悔するようになります。
離婚する気もないのに離婚間近だと言ってしまった。
妻とはうまくいっているのに、夫婦関係が壊れているように話してしまった。
軽い気持ちで始めた関係が、簡単には終わらない状況になってしまった。
この段階になると、不倫関係は楽しいものではなく、重く苦しいものに変わっていきます。
不倫相手の女性から調査依頼が入ることもある
探偵事務所には、不倫している夫を調べてほしいという妻からのご依頼が多くあります。
一方で、このように既婚男性に騙されて不倫関係を続けている女性から、調査のご相談が入ることもあります。
「本当に奥さんとはうまくいっていないのか」
「休日に夫婦で過ごしていないか」
「家庭内別居という話は本当なのか」
「離婚間近という言葉は嘘ではないのか」
このような疑問から、上司男性の休日の様子や家庭での実態を知りたいと相談されるのです。
お金をかけてでも夫婦の実態を知りたいという気持ちは、理解できないわけではありません。
しかし、調査の結果、夫婦が仲良く食事や買い物をしている様子が確認されることもあります。
その場合、女性側は強いショックを受けます。
「長い間、騙されていた」
「奥さんとは終わっていると言っていたのに」
「私は何だったのか」
このような被害者感情を抱くようになります。
ただし、どれほど離婚間近だと言われていたとしても、相手が既婚者であることを知りながら関係を持っていた以上、女性側にも一定の責任が問われる可能性があります。
しかし、その段階では、女性本人は「騙された」という気持ちでいっぱいになっており、冷静な判断が難しくなっていることも少なくありません。
社内不倫の代償
社内不倫が発覚した場合、その代償は非常に大きなものになります。
過去の同様の案件を見ても、離婚に至った人、勤務先で左遷された人、退職せざるを得なくなった人などがいます。
既婚男性の場合、不倫が妻に発覚すれば、慰謝料を請求される可能性があります。
子どもがいる場合に離婚となれば、養育費や財産分与、親権の問題も発生します。
さらに、社内不倫が勤務先に知られた場合、社内での信用は大きく損なわれます。
上司と部下という関係であれば、立場を利用した関係だったのではないかと見られる可能性もあります。
人事異動、降格、左遷、退職など、仕事上の大きな不利益を受けることもあるでしょう。
不倫の代償は、家庭だけでなく、職場や社会的信用にも及ぶのです。
独身女性側も無傷では済まない
社内不倫では、不倫相手である独身女性側も無傷では済まないことが多くあります。
相手の男性が勤務先に残った場合、女性側が退職するケースも少なくありません。
職場に居づらくなる。
周囲の目が気になる。
上司や同僚との関係が悪化する。
異動や退職を迫られる。
精神的に仕事を続けられなくなる。
このような状況になることがあります。
さらに、既婚男性の妻から慰謝料を請求されるケースもあります。
女性側にしてみれば、「騙されたうえに、お金も請求され、職も失った」という苦しい状況になる可能性があります。
しかし、相手が既婚者であると知って関係を持っていた場合、法律上は不倫相手として責任を問われることがあります。
社内不倫は、軽い気持ちで始めたとしても、最後には大きな代償を支払うことになる危険な関係です。
社内不倫は双方にリスクが高い
社内不倫は、家庭と職場の両方を巻き込むため、通常の不倫以上にリスクが高いと言えます。
配偶者に発覚するリスク。
勤務先に知られるリスク。
慰謝料を請求されるリスク。
離婚に発展するリスク。
退職や左遷につながるリスク。
周囲からの信用を失うリスク。
これらが同時に発生する可能性があります。
特に、上司と部下の関係では、立場の差があるため、トラブルが複雑化しやすい傾向があります。
不倫関係が終わった後も、同じ職場で働き続けることが難しくなる場合もあります。
社内不倫は、一時の感情や刺激で始まってしまうことがありますが、その後に待っている現実は決して軽いものではありません。
やはり、不倫はしてはいけないものです。
特に社内不倫の場合には、双方に非常に大きなリスクがあることを、しっかり理解しておく必要があります。
社内不倫でお悩みの方へ
配偶者が社内不倫をしているかもしれない。
勤務先の部下や上司と不自然に親しくしている。
残業や飲み会が急に増えた。
職場関係の相手と頻繁に連絡を取っている。
休日出勤や出張の説明が曖昧になった。
社内不倫の相手が誰なのか知りたい。
このような不安がある場合は、感情的に問い詰める前に、まずは事実を確認することが大切です。
社内不倫は、相手が職場関係者であるため、証拠の取り方や相手の身元確認も重要になります。
不倫の事実を確認するだけでなく、今後の離婚協議、慰謝料請求、夫婦関係の修復などを考えるうえでも、客観的な証拠が必要になる場合があります。
探偵事務所アーガスでは、浮気調査、不倫調査、社内不倫の証拠収集、不倫相手の身元確認などのご相談を承っております。
一人で悩み続ける前に、まずは現在の状況をお聞かせください。